■ 採点評価基準
- 評価基準A〜Hは、小学校から社会人まで、あらゆる業界や職種、イノベーターや経営者において、正解のない問題に取り組むために必要な生きる力をあげています。
- 採点項目と基準は、個人の内面的側面、社会的・対人的スキル、学術的・技術的能力の3つの力に分類され、それぞれが融合し合うことで、総合知、探究科学力、幅広い教養と深い専門性が身につきます。
- 高得点には、Well-beingの要素が含まれます。
個人の内面的側面 | 社会的・対人的スキル | 学術的・技術的能力 |
評価項目 | 0 5 | 6 10 | 11 15 | 16 20 |
A: 問題理解・論点把握 | 問題意図の正確な把握 | 主要論点の整理・優先度付け | 多面的な捉え方 | 設問との一貫した対応 |
B: 論理構成・一貫性 | 序論・本論・結論の明確さ | 論理的繋がりと根拠 | 矛盾・飛躍の少なさ | 主張・結論の説得力 |
C: 深堀り・分析のレベル | 要素の掘り下げ度合い | 先行研究・関連事例の活用 | 多角的リスク・課題の分析 | 思考過程や因果関係の明示 |
D: 創造性・オリジナリティ | 独自の切り口 | 新規アイデアの提示 | 論旨に即した応用・展開 | 着想の広がり・将来性 |
E: 表現力・文章力 | 文法・語彙の正確さ | 平易さ・分かりやすさ | 構成上の流れ・見やすさ | 論旨の整合性とリズム |
F: 根拠・裏付けの提示 | 具体的データ・事例 | 出典・参考文献の明示 | 根拠の信頼度と多角性 | 論との適切な結び付け |
G: 問題解決・提案力 | 問題設定との整合性 | 具体的行動プランの提示 | リスク管理・反論への備え | 多様なステークホルダーの考慮 |
H: 結論・総合力 | 結論の明確さ・要約力 | 全体的な統合性 | 読後の納得感・インパクト | 今後の展望・発展可能性 |
- 点数基準(例)
- 例) 感動を与える力
- 5点:他者を鼓舞する経験が、自己効力感を高め、集団の士気向上と心理的満足感を向上させる回答。
⇒ Well-being
- 4点:学内外で尊敬される存在として感動を与え、他者のモチベーションを引き上げる回答。
⇒ Well-being
- 3点:仲間を勇気づけ、積極的に感動を与える行動をとるだけの回答。
- 2点:一部の仲間や先生から良い反応を得るだけの回答。
- 1点:他者に感動を与える機会がなく、孤立している回答
- 0点:論理的な文章になっていない、日本語で300文字未満の文字数である、のいずれかを満足する回答。