導入をご検討の皆さまへ

1. Nozomi Eye 導入をご検討の皆さまへ

Nozomi Eyeの導入をご検討いただき、誠にありがとうございます。当システムは、探究科学に関する学習評価をAI技術で支援することで、教育の質向上を目指しています。この文書では、システムの運用方法や認証・認定機関のスキームや役割を、受験生・各機関・関係者の皆さまに向けて明確にご説明いたします。

2. Nozomi Eyeの特長

  • AIを活用した公平・公正な採点・評価
  • 探究科学に特化した明確な評価基準
  • 組織内検定および公式検定の両方に対応

3. 検定の種類と証明書の位置付け

1) 組織内検定

各機関が独自のカリキュラムおよび評価基準を設定し実施する検定です。認証機関による審査を受けている場合、組織内で発行される成績証明書は準公的な信頼性を持ちます。

2) 公式検定

公的に広く認められた評価基準を使用し、認証機関の監督のもと実施されます。この検定で発行される証明書は公的な認証を受けた正式な証明書として扱われます。

4. 認証機関と認定機関について

認証(基準の妥当性や公平性の監査)と認定(具体的に特定の組織・個人が基準を満たすと認定する行為)は、公正性や客観性の担保をするために、別々の組織が行うことが一般的です。

Nozomi Eyeを導入するに当たり、この認証と認定を同一組織が行う場合は、その基準や手続きを明確かつ透明に定め、外部からの審査や意見を取り入れながら公平性と客観性を担保していただきますようお願いします。

また、この場合におかれましても、将来的には、認証と認定の役割を別の独立した第三者機関に分離することを視野に進めていただければ幸いです。

なお、現状の体制においても十分な透明性と公平性が確保されていれば、Nozomi Eyeをご利用いただけます。

5. 運営体制の一般的なスキーム

Nozomi Eyeを活用した評価の運営体制は、以下の構成をとります。

  • 認証機関
    • 検定全体の公平性や評価基準の妥当性を監査・認証します。
  • 認定機関(認証機関と同一の場合は、前述の通り、ご注意ください。)
    • 認証機関が監査した基準を満たす組織・受験生を認定します。
  • システム提供機関(Nozomi Eye をご利用の場合は、当社となります。)
    • Nozomi Eyeシステムの開発・運営を担当し、認証機関から認証を受けた評価システムを提供します。
    • 認定機関から認定を受けた場合、公式検定の検定実施機関としての役割を担います。
  • 各機関(学校、企業、団体など)
    • 認定された評価システムおよび基準を活用し、自組織内で検定を実施します。
    • 組織内検定の場合は、独自の証明書を発行します。公式検定の場合、認定機関の認定を得て公式証明書を発行します。

これらのスキームは、公正性・透明性を担保するため、随意契約ではなく広く参入可能なオープンな体制となります。

図1 検定スキーム
図2 支払いスキーム

6. プライバシー・情報保護

Nozomi Eyeは個人情報保護法に基づき、情報セキュリティおよびプライバシー保護に最大限配慮しております。

7. おわりに

導入方法、利用料金、具体的な運用方法、ご契約に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

各機関の皆さまと共に、次世代の教育評価を創り上げることを楽しみにしております。

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