採点査読評価基準「Slide」

■ 採点査読評価基準 「Slide」

「伝わる」プレゼンの理解・評価。スライドデザイン、構成力、発声・アイコンタクト等、発表の質を客観的に評価。学会発表、企業プレゼン、中間・最終発表など多用途に活用。

  • 評価基準は、小学校から社会人まで、あらゆる業界や職種、イノベーターや経営者において、正解のない問題に取り組むために必要な生きる力をあげています。
  • 採点項目と基準は、個人の内面的側面社会的・対人的スキル学術的・技術的能力の3つの力に分類され、それぞれが融合し合うことで、総合知、探究科学力、幅広い教養と深い専門性が身につきます。
  • 高得点には、Well-beingの要素が含まれます。
個人の内面的側面社会的・対人的スキル学術的・技術的能力
評価項目0                            56                            1011                         1516                          20
中間発表
社会・研究背景社会的背景の具体性研究背景(学術的本質)他者研究の言及・問題点の抽出スライド構成(背景)の分かりやすさ
方法モデル・仮説に対応した方法設計実験装置・計測(計算)手法の明確さパラメータ設定・手順スライド構成・わかりやすさ(方法)
進捗状況結果の提示と考察の繋ぎ先行研究比較・根拠結論導出の論理性スライド構成・見やすさ(論理的思考)
発表態度スライド全体のデザイン・統一感時間管理・話し方スライド操作・指示棒orポインタの使い方Q&A対応
最終発表
背景・課題発見社会的背景他者研究と不足点自分の研究課題設定スライド構成・分かりやすさ
創意工夫・解決手法新規性・オリジナル要素 手法設計の論理性実験/計算方法の説明有用性・社会的意義
論理的思考・結論導出結果と考察の繋ぎ先行研究比較・根拠結論への飛躍の少なさ研究全体のまとめ・課題解決度
プレゼン方法デザイン・表記話し方・時間管理スライド操作・指示棒orポインタQ&A対応
上級者用
問題提案能力・リサーチ力論文としての仮説・モデル引用文献数・質問題提案の明確さスライド構成(リサーチの可視化)
問題発見分野内不足点・着眼点課題定義の精度仮説・モデルへの接続スライド構成(問題発見)
問題解決方法論・実験/計算アプローチ結果の分析・進捗仮説の検証・立証度合いスライド構成(問題解決)
問題解決に工夫して努めているか創意工夫・独創性(上級者レベル)有用性・社会的意義の強調メソッド改良・モデル拡張スライド構成(工夫紹介)
プレゼン能力スライドデザイン・全体統一感話し方・時間管理アイコンタクト・指示棒orポインタ操作Q&A対応・対応力
  • 点数基準(例)
    • 例) 感動を与える力
      • 5点:他者を鼓舞する経験が、自己効力感を高め、集団の士気向上と心理的満足感を向上させる回答。
            ⇒ Well-being
      • 4点:学内外で尊敬される存在として感動を与え、他者のモチベーションを引き上げる回答。
            ⇒ Well-being
      • 3点:仲間を勇気づけ、積極的に感動を与える行動をとるだけの回答。
      • 2点:一部の仲間や先生から良い反応を得るだけの回答。
      • 1点:他者に感動を与える機会がなく、孤立している回答
      • 0点:論理的な文章になっていない、日本語で300文字未満の文字数である、のいずれかを満足する回答。

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