Nozomi☆life合同会社希望 / Nozomi LLC

探究と共創

探究・共創の学び

観察から問いを育て、他者と確かめ、学びを次の実践へつなげます。

観察・違和感から、自分の問いへ。

見る、聞く、測る、比べる。身近な出来事や現場の変化、予想とのずれ、まだ説明できないことを記録します。面白さ、関心、願いも、問いの入口になります。

  1. 事実を残す

    何を、いつ、どこで、どんな条件で見聞きしたか。感じたことや推測と分けて記録する。

  2. 見方を照らし合わせる

    観察を重ね、関係する人の話や資料と比べる。違和感だけで原因を決めない。

  3. 問いを育てる

    何を、なぜ確かめたいのか。分かっていることと、学ぶ必要のあることを整理する。

教員・伴走者は、題材・問題・事例の先行提示をできるだけ控えます。活動範囲や安全・同意の条件、観察と記録の環境を整え、本人の記録を受けて問いかけや講評を行います。

二つのPBLで、問いと実践をつなぐ。

問題発見型は「何を、なぜ確かめるか」を育て、課題解決型は「どう確かめ、どう実現・改善するか」を具体化します。観察、仮説、調査、検証、改善を行き来する探究科学的アプローチです。

Problem Based Learning

問題発見型学習

自ら問題を見いだし、問いと理解を深める。

  1. ① 観察・問題の発見

    事実と解釈を分け、気づき・違和感から、確かめたい問いを育てる。

  2. ② 仮説の立案

    資料や背景を調べ、根拠のある仮の説明を置く。別の説明も考える。

Project Based Learning

課題解決型学習

問いを課題・計画にし、検証と実践を進める。

  1. ③ 実験・調査

    方法・条件・判断基準を選び、本人が決めた調査・試作・実践の結果を残す。

  2. ④ 分析・検証

    結果を仮説と照らし、合わない結果や限界も整理する。

  3. ⑤ 結論と改善

    分かったことと未確認のことを伝え、講評を受けて問い・方法・実践を見直す。

新しい疑問や予想とのずれから、観察・問い・仮説へ戻る。調査は、問題を理解する段階でも、実践を確かめる段階でも行います。

二つのPBLの中心となる働きです。順番や期間を固定せず、実践の途中でも問いを見直します。
仮説
根拠に基づく見通し・仮の説明。
検証方法
何を比べ、どの条件で確かめるかという手順。
判断基準
どんな結果なら、仮説を支持・見直しするか。

問いを共有し、異なる知見を結ぶ。

共創では、関係する人と目的・役割・成果の扱いを共有し、仮説や方法をともに検討します。互いの負担を確かめながら小さく試し、結果と講評を持ち寄って改善します。

人と心、誠実さを中心に置きます。観察・記録する技能、調査・分析に使う技術、場や相手に合わせて対話・表現する技芸を結び、根拠と分からないことを誠実に伝えます。

探究から、共創と新しい価値へ

  1. 0階
    問題発見型の探究

    自ら問題を見いだし、問いと仮説を育てる。

  2. 1階
    ネットワーキング

    異なる人や知見とつながり、見方を広げる。

  3. 中二階
    二つのPBLの往還・橋渡し

    問いを実践へ、実践を次の問いへつなぐ。

  4. 3階
    共創

    異なる知見を結び、ともに確かめる。

  5. 4階
    イノベーション

    新しい知見・方法・仕組みを社会で生かし、効果と限界を確かめる。

学びの働きと広がりを示す概念モデルです。共創や社会での実践からも観察と問いに戻り、級や点数には換算しません。

過程と本人の判断を、基準で確かめる。

探究と共創を、それぞれA〜Hの8観点から読みます。成果物に加えて、問いを選んだ理由、根拠の扱い、本人の役割、試行と修正の過程を確認します。

探究・共創の8観点を見る

A〜Hは、活動のどの部分を見るかを示す観点です。年齢段階や級番号とは対応しません。

探究と共創で確かめること
観点探究共創
A気づく事実と解釈を分け、気づきの根拠を残す。関係者を見つける関わる人、影響を受ける人を捉える。
B問いにする対象・範囲・調べる理由を示す。目的を共有する期待と到達点をすり合わせる。
C調べる出典を示し、異なる情報を照合する。役割を分ける担当・責任・判断する人を明らかにする。
D仮説を立てる根拠に基づく仮の説明と、別の説明を考える。ルールを整える同意・安全・費用・公開範囲・権利を確認する。
E試す条件を確認し、結果と途中の変更を残す。小さく協働する負担と安全を確かめながら、一緒に試す。
F振り返る予想と結果、限界、次の問いを整理する。成果と学びを記録する成果・失敗・講評・改善を共有する。
G伝える相手に合わせ、根拠と限界を示して応答する。価値を分かち合う貢献を明らかにし、成果を関係する人へ返す。
H更新し続ける問い・方法・記録を更新し、次へつなぐ。仕組みにする継続条件と、次の担い手への引継ぎを整える。

安全・同意・個人情報の扱いは、全観点に共通して確認します。

尺度の目的を分ける

8級制の到達記述
活動の複雑さと責任の範囲に応じ、各観点で目指す到達を示す。
活動内の5段階
選んだ問いと活動の目標に照らし、進み具合を確認して講評に使う。
Next IC・TQ・LP
学びの内容、進め方、本人へ返す対話の観点を整理する。図の参考到達級は、対応する活動観点の級別記述と根拠を照合して読む。

活動内の5段階や得点は、図の参考到達級へ自動換算しません。図は学びを読む参考表示で、正式な級認定と、学校の成績・単位はそれぞれの基準と手続きで判断します。

記録を読み、次に生かす講評を返す。

アセスメント
提出物・観察・対話・活動記録から、強み、つまずき、必要な支援を捉える。
評価
目標とルーブリックに照らし、確認できた到達と、その根拠を示す。
講評と再実践
確かめたこと、不足する根拠、次に試すことを本人へ返し、選び直した箇所と理由を残す。

複数回の記録では、問いの変更、根拠の追加、試行の修正、講評への応答を読みます。比較には同じ観点・評価基準を使い、課題や支援の違いも記録します。未観察・記録不足は、最低段階や0点と区別します。

Nozomi☆Eyeは、記録の整理と評価案・講評案の作成を支えます。担当者が根拠と判断を確認し、本人の修正や再実践につなげます。